2009年10月21日
Randy Newman/Randy Newman : Creates Something New Under The Sun
1. Love Story
2. Bet No One Ever Hurt This Bad
3. Living Without You
4. So Long Dad
5. I Think He's Hiding
6. Linda
Side 2
1. Laughing Boy
2. Cowboy
3. Beehive State
4. I Think It's Going to Rain Today
5. Davy the Fat Boy
■そうなのか。知らなんだ…。ヴァン・ダイク・パークス(Van Dyke Parks)の「Song Cycle」に入ってる「Vine Street」って、あれもランディ・ニューマンの作った歌だったのか。あれはいい曲です。で、ランディ・ニューマン1968年の1stアルバム、「Creates Something New Under The Sun」。プロデュースはそのV・D・パークスと、「Song Cycle」をプロデュースしたレニー・ワロンカー(Lenny Waronker)ということで、バックトラックだけに聴き耳を立てるとまるで「Song Cycle」なんだが、じゃ何が違うって曲が違うんだな。ランディ・ニューマンの曲が曲だけに、でしゃばりな(笑)V・D・パークスのアレンジに負けてない。
■「Love Story」なんて、始まりからV・D・パークス過ぎるんでね。軽く笑えるというか。Side 1でいちばん(というか唯一)ファンキーな「Bet No One Ever Hurt This Bad」が最高。凄くいい! のに凄く短い。「Laughing Boy」もV・D・パークスとの闘い。そんな曲か? とツッコミたくなる。まあウマが合って組んでるのだろうから“闘って”はいないんでしょうが。そんないい曲。あとこれね。「I Think It's Going to Rain Today」。これがまた、どうにもいい曲で。落ちるのなんの。トム・ウェイツ(Tom Waits)が若々しく思えてくる…。ま実際トム・ウェイツのほうが若いんだが、そういう話ではなくて。「I Think It's Going to Rain Today」は最初ニーナ・シモン(Nina Simone)で聴いて、その時も落ちた。だがしかし本人ヴァージョンのほうが救いのない感じがする。

その後差し替えになったジャケット・デザイン。陰が…。
You Tube --- Randy Newman/I Think It's Going to Rain Today
You Tube --- Nina Simone/I Think It's Going to Rain Today
You Tube --- UB40/I Think It's Going to Rain Today
貼り忘れ、追加。UBも演ってたんだった。同じ曲か? と思ったり。

2009年10月17日
Singing Bush

※ 不朽の名作、コメディ「サボテン・ブラザース(Three Amigos)」をまだ観ていない、これから観る、という方は以下を読まないことを強力におすすめします。とくにYou Tube動画の再生は絶対に止めときましょう。DVD等で映画本編観てから読んでね!
■と、ネタばれ注意をしつつもストーリーに触れるつもりはないし、映画そのものについての感想も今回は書かない。まあ、ああいう映画はなるべくまっさらで予備知識のない状態で観たほうがいいでしょう。
■今の今まで知らなかった! という話なんだが、この映画にはランディ・ニューマン(Randy Newman)が深〜く関わっていたんですね。昨晩、別件の調べものをしていて偶然知った。いや驚いたのなんの。でも、ニューマンのファンには常識なんでしょうな普通。まずローン・マイケルズ(Lorne Michaels)やスティーブ・マーティン(Steve Martin)とともに脚本家として名を連ねている。全く知らなかった。さらに、
この歌も、
You Tube --- Ballad of the Three Amigos
この歌も、
You Tube --- My Little Buttercup
そしてこの歌も、
You Tube --- Blue Shadows on the Trail
ランディ・ニューマン作品だった
んですね…。サボテン bros.を愛してウン十年にして初めて知った事実に、深夜興奮。この映画は勿論大好きだが、この3曲(の場面)が好きだった。そんなこととは露知らず、ランディ・ニューマン好きになったのはずっと後のこと。これが、つながるとは!
で、さらに。
これも極めて重要な場面というかキャラクターなんだが、
この歌う木、
You Tube --- Singing Bush
歌ってるのはランディ・ニューマン!
親切なことにYou Tubeにはこんなものまで…
You Tube --- Randy Newman as The Singing Bush
スピードを落としてある。なるほどこれはニューマンの声だ。
というわけで、サントラLP探さなきゃ…。

2009年10月10日
The Soul Syndicate/Harvest Uptown
1. New Vibrations
2. Wicked A Go Feel It
3. Harvest Uptown, Famine Downtown
4. Fade Away
5. Mariwana
Side 2
1. Jam Down Rock
2. Rootsman Connection
3. Red, Gold & Green
4. We Got Love
■台風が去ったあとの空気は、悪いものが飛ばされていて澄んでいるような気がする。実際どうなのかは知らないが。どちらにせよ既に時間は経っているし、もう元通りだろうか。
■ソウル・シンジケート、1977年の「Harvest Uptown」。万年レゲエ初心者の僕はソウル・シンジケートを(も)よく知らないんだが、まあ、このアルバムは素晴らしいです。「New Vibrations」はコード進行・各パートのフレーズなどから米国産ファンク(大雑把な言い方…)の影響の大きいのは明確だが、余所から持ってきた手法を多く散りばめているというのに何であろうこのルーツ臭は。レゲエなドラム対ファンクなベースというのも面白い。「Fade Away」はあの「Fade Away」。ソウル・シンジケートのは泥臭い。ホーンのフレーズがいかす。とかなんとかいっても強力なのはSide 1ラストの「Mariwana」。こんなにガンジャな歌だというのになんであろうこの澄み切った大空感、天高く馬肥ゆる秋感は。天高く草茂る夏か。シンプルな構成だが強いメロディーを持ったいい曲だ。
Dailymotion --- The Soul Syndicate/Mariwana
KENSUKEさん、Dailymotionにありましたよ。

2009年10月07日
きなこが。
■またそんな季節か…。毎年新しいヴァージョンを考えねばならぬチロルチョコ(株)も大変かと思う。考えねばならぬのか? ともちょっと思うが。これのせいでああもう冬が近いのだな、と、そうでもないのに思わされてしまうが、しかし明日は台風。チロルチョコ“焼ききなこもち”。パフ入り。

画像追加(10/10)。定番も登場。
続きを読む2009年10月02日
EveryThing But The Girl/Night and Day
Night and Day
b side
Feeling Dizzy
On My Mind
■エヴリシング・バット・ザ・ガール、1982年の7"シングル「Night and Day」。こんな現実逃避的な「Night and Day」もそうはない。しかしコール・ポーター(Cole Porter)が聴いたら何と言っただろうか…。トレイシー(Tracey Thorn)の歌は素っ気ないしベン・ワット(Ben Watt)のギターはあんまり上手くないし。なのにこれ。または、だからこそこれ。気が遠のくような音楽だ。シナトラ(Frank Sinatra)のなんかも好きだけど、もう全く違う世界だね。極度に内向的で。そこはかとないパンク・スピリットも感じられ(というかパンクの裏返し)、異様と言ってもいいくらいだ。
You Tube --- EveryThing But The Girl/Night and Day
アンチ・テクニックというか何というか…。引きこもってるなあ。
You Tube --- Fred Astaire & Ginger Rogers/Night and Day

2009年09月26日
Simply Red/Ev'ry Time We Say Goodbye
1. Ev'ry Time We Say Goodbye
2. Love For Sale
Side 2
1. Sad Old Red
2. Broken Man
(YZ161TE 10")
■コール・ポーター(Cole Porter)の曲は副作用が強い。ほとんど毒のような気さえする。まあ感じる側(聴く側)の問題なのかもしれないが。快楽と痛み。快楽より強い痛み。ポーターの作品はご存知のようにジャズ・ミュージシャンに好まれているが、これまたご存知のように非ジャズ系の人にもいいのがある。シンプリー・レッド、1987年の「Ev'ry Time We Say Goodbye」。アンバランスなときには聴かないほうがいいと思っているんだが、どうもアンバランスなときこそ聴きたくなる。で聴いて、すっかり落ちるね(笑) ミック・ハックネル(Mick Hucknall)の歌のいいこと。ほんとにこんなに歌えるのか、歌えてたのか。「Love For Sale」ももちろんコール・ポーター作。
You Tube --- Simply Red/Ev'ry Time We Say Goodbye
■コール・ポーターといえば映画「五線譜のラブレター」にはミック・ハックネルもチラッと出ていて、ここでは「I Love You」を歌っている。いつもとは違う歌い方なので、知らないで観ていると気づかないかもしれない。なかなか器用な人です。コステロ(Elvis Costello)なんか、もう、コステロでしかないというか、笑えるほどなんだが…。この映画の中で「Ev'ry Time 〜」を歌っているのはナタリー・コール(Natalie Cole)。ミック・ハックネルが上だと思ったが、映画に合わせた部分もあるだろうから、そこはナタリー・コール姐さんが本気出したらどうだかわからないが。シェリル・クロウ(Sheryl Crow)の「Begin the Beguine」がよい。でも、歌手ではないジョナサン・プライス(Jonathan Pryce)の歌い出し、歌いっぷりがいちばん強烈。あの「未来世紀ブラジル」のジョナサン・プライスね。
You Tube --- Sheryl Crow/Begin the Beguine [from DE-LOVELY]
![五線譜のラブレター (特別編) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MszebjMdL.jpg)

2009年09月24日
Gregory Isaacs/Night Nurse
1. Night Nurse
2. Stranger in Town
3. Objection Overruled
4. Hot Stepper
Side 2
1. Cool Down the Pace
2. Material Man
3. Not the Way
4. Sad to Know (You're Leaving)
■もう、中学だったか高校の時分だったか例によって記憶が定かでないんだが、はじめて「Night Nurse」って曲を聴いたときには非常に如何わしい感じがして面食らった覚えがある。定かでない記憶の中でもその感じは鮮明に残っている。NHK-FMの番組(アナウンサーの口調が硬かった…笑)でシュガー・マイノット(Sugar Minott)やフレディ・マクレガー(Freddie McGregor)の曲と一緒にかけていたのだな。シュガー・マイノットのは確か「Good Thing Going」で、まあ健康的というか、暗い若者が聴いても気分のいい軽快なのに対しグレゴリー・アイザックスのこれといったら何とも不謹慎で…。でタイトルが「Night Nurse」。Night Nurse…。「夜の看護婦」? 想像がふくらむわけですね。変に。まあ、当たらずとも遠からずというところか(遠いか…)。ともかく、以後完全に忘れられぬ歌になってしまった。
■そんな妄想の思い出も深い「Night Nurse」を収録した1982年のアルバム「Night Nurse」。通して聴くと、そんなに「Night Nurse」なアルバムでもなかったな、というかタイトル曲が浮き加減というか。どうでしょう。ルーツ・ラディクス(The Roots Radics)の麻薬的なワン・ドロップが危険だというならそら危険なんだが、案外のほほんとした、午後1時過ぎで昼寝したいな、それにしても天気いいな、というような感触が強い。と思います。つまりそこが危険なとこです。どうでしょう。
You Tube --- Gregory Isaacs/Night Nurse
で、どうでしょう。スラロビとシンプリー・レッドの。いい感じです。
You TubeにあったのはこれのSide B、「Jah Wobble Radio Mix」。グレゴリーみたいな艶かしさはないけど、ちょとタフでかっこいい。
You Tube --- Sly & Robbie feat. Simply Red/Night Nurse

2009年09月17日
Dennis Brown/Brown Sugar
1. Revolution
2. Have You Ever
3. Hold On To What You Got
4. Sitting And Watching
Side 2
1. Revolution Part II
2. Can't Keep A Good Man Down
3 All Over The World
■完璧な1枚。完全なアルバム。デニス・ブラウン、1986年の「Brown Sugar」。ついヴォリューム上げてしまうわ。ちょっとめんどくさい仕事が片付いて、体調不良もあってしばらく止めてたビール飲みながら聴く「Brown Sugar」、素晴らし過ぎるね。ノッケから「Revolution」で思わず歌ってしまうが、歌ってて自分の声が邪魔でうるさい(笑) 聴いたらいいのか一緒に歌ったらいいのか。デニス・ブラウンの歌があんまりいいからついつられるんだけど、スラロビ(Sly & Robbie)がこれまた強烈なもんだから、こっちでは息を呑むような感じになる。とくにロビーの動きには殺られる。何だこのセンス!? 何してるんだ? と思ってしまう。しびれるわホント。この中で好きなのは「Revolution」、「Have You Ever」、「Sitting And Watching」、「Revolution Part II」、「All Over The World」…ってまあ、全部だね。「Have You Ever」気持ちよすぎでしょうが。ああ、明日からまためんどくさいけど、明日は明日。考えまい。で、「Brown Sugar」に逃避するわけなんだが、あっという間なんだよね、このアルバムは…。ジャケットも大好きな1枚。
You Tube --- Dennis Brown/Revolution Pt 1 and Pt 2
歌いたくなるでしょ。
Do you know what it means to have a revolution
And what it takes to make a solution
Fighting against oppression, ooh yeah!
Battering down depression, whoa yeah!
Nayaaa whoooy, ooh yeah! nayaaa whoooy
Are you ready to stand up and fight the right revolution
Are you ready to stand up and fight it just like soldiers
Many are called few are chosen
Many are called few are chosen, ooh yeah!
Nayaaa whoooy, ooh yeah! nayaaa whoooy・・・
You Tube --- Dennis Brown/Have You Ever
You Tube --- Dennis Brown/Have You Ever
ちょっと、火災か? と言いたくなるが(笑)
でもちょっと泣ける。





