2006年04月20日
SHAUN OF THE DEAD
■2004年英国製作のゾンビ系ホラー・ラブコメディ(ややこしいな)、「SHAUN OF THE DEAD」。面白くて、DVD借りてる間何度も観てしまった。日本では劇場未公開だったようだが何でだろう。ロメロの「ゾンビ」を下敷きにしている。■“続きを読む”によかった場面をひとつ書いてしまうけれど、ネタバレなので、これから観ようという方は読まないで下さい。笑いが減っちゃいます。
■主人公ショーンとその親友エドのダメ男コンビが最初にゾンビと対決するシーン。迫り来るゾンビ。手近に武器になるものはないか探しつつ後退するふたり。咄嗟にエドが拾って投げたレコードがゾンビに命中してダメージを与える。これはいける!と思ったふたりは、ケースに入ったレコードを何十枚か持ってくるんだけど、下記はそこでの会話。エドがショーンに、投げる前にいちいちお伺いを立てるのがいい。
エド (E)「ブルー・マンデー」
ショーン(S)「初回盤だぞ!」
(E)「悪かったよ。プリンス、パープルレイン」
(S)「絶対だめ」
(E)「映画サントラ」
(S)「要らない」
(E)「ダイアー・ストレイツ」
(S)「投げていい」
(E)「ストーン・ローゼズ」
(S)「だめ」
(E)「セカンド・カミング」
(S)「俺は好きだ」
(E)「シャーデー」
(S)「リズ(恋人)のだ」
(E)「お前を捨てた女だ!」
■そんな感じで、緊迫した状況にこの緩〜い対応。レコードが武器。どれなら投げていいか選んでる。■まあ、笑って観てたわけなんだけど、ふとこれ自分だったらどうかと考えた。たぶんあれこれ迷ってどのレコードも投げられず、ゾンビにやられてしまうんだろうな・・・。だって、レコードは投げられないでしょ!?
エド (E)「ブルー・マンデー」
ショーン(S)「初回盤だぞ!」
(E)「悪かったよ。プリンス、パープルレイン」
(S)「絶対だめ」
(E)「映画サントラ」
(S)「要らない」
(E)「ダイアー・ストレイツ」
(S)「投げていい」
(E)「ストーン・ローゼズ」
(S)「だめ」
(E)「セカンド・カミング」
(S)「俺は好きだ」
(E)「シャーデー」
(S)「リズ(恋人)のだ」
(E)「お前を捨てた女だ!」
■そんな感じで、緊迫した状況にこの緩〜い対応。レコードが武器。どれなら投げていいか選んでる。■まあ、笑って観てたわけなんだけど、ふとこれ自分だったらどうかと考えた。たぶんあれこれ迷ってどのレコードも投げられず、ゾンビにやられてしまうんだろうな・・・。だって、レコードは投げられないでしょ!?
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この記事へのコメント
1. Posted by jeong 2006年04月21日 11:25
私も大好きな映画です! 特にあの対話場面は本当に最高でした. 演出者が音楽とレコードが好きな人々の日常を非常にディテールするように捕捉している感じでした.
それにこの対話で言及されたレコードに対するショーンの趣向は私と 100%のようです.(笑)
それにこの対話で言及されたレコードに対するショーンの趣向は私と 100%のようです.(笑)
2. Posted by sika_50 2006年04月21日 19:09
>jeongさん
コメントありがとうございます!
とても楽しい映画ですよね。
それほど期待しないで借りて観たのですが、最高でした。
他にも音楽に対する気持ちの入った小さな仕掛けがいくつかありますね。カー・ステレオと義父、パブのジューク・ボックスなど。どれも好きです。
ショーンの音楽の好みには僕も共感しました。他にどんなレコード持っているのか知りたいところです。
Bill Nighyの演じる義父、強烈でしたね。僕はこの俳優を知りませんでしたが、これで好きになりました。
コメントありがとうございます!
とても楽しい映画ですよね。
それほど期待しないで借りて観たのですが、最高でした。
他にも音楽に対する気持ちの入った小さな仕掛けがいくつかありますね。カー・ステレオと義父、パブのジューク・ボックスなど。どれも好きです。
ショーンの音楽の好みには僕も共感しました。他にどんなレコード持っているのか知りたいところです。
Bill Nighyの演じる義父、強烈でしたね。僕はこの俳優を知りませんでしたが、これで好きになりました。