Reggae
2010年04月24日
Alpha & Omega/Trample The Eagle And The Dragon And The Bear
1. Dub Fire(ft. Lee Perry , Mad Professor)
2. Magic String
3. Bush Ganja(ft. Gregory Isaacs)
4. Oh What a Dub
5. Who Am I to Judge(ft. Brown Sounds , Bunny Lie Lie)
6. Yabba Yabba Yabba
7. Survivors of the City(ft. Horace Martin , Jonah Dan)
8. Don't Lock Me Down
Side 2
1. The Eagle, The Dragon and the Bear(ft. Reuben Master)
2. Dub Ammunition
3. Moving Out of Babylon(ft. Addis Youth , Sis Nya)
4. Sellasie I(ft. Reuben Master)
5. Guide Over Dub
6. Wounded Children(ft. Boney L , Vibronics)
■昨日からアイシャ(猫)の体調が悪い。昨日はかかりつけの動物病院が休みだったので今日朝いちで連れて行った。検査、点滴、注射。効いているのかどうか、今はホットカーペットの上で伸びきって眠っている。昨晩は具合が悪いために一所にじっとしていられなかったから、これを回復傾向と思って見てはいるけれど、まだわからない点もあるので不安が残っている。
■疲労困憊したふうな猫を見守りながら、いろいろとレコードを聴いたり。で、なぜか知らねどアルファ&オメガ。低音とズブズブのダブの低音とズブズブが病中の猫にいいか悪いかは医師に訊ねてこなかったから不明だが、スピーカーの前で平気でいるのだから大丈夫だろう。2005年作。何なのか当時出てすぐ叩き売り状態にされているのを目撃、あれは売り手が悪い。そんなに悪いアルバムじゃないよ。俺が言うのだからアテにはならないが。ノッケからリー・ペリー、マッド教授、グレゴリーと飛ばすが、どのトラックも気がぬけない緊張感を保っているし、チャームポイントは沢山ある。あと、完全じゃないけどショウ・ケース・スタイル。ショウ・ケース・スタイル風。ボニー・Lの声好きなので「Wounded Children」が嬉し。それにしても家でニュー・ルーツ、難しい。爆音再生しないと半分程度しか味わってない気がすんのね。
You Tube --- Alpha & Omega ft. Gregory Isaacs/Bush Ganja
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2010年04月10日
ヤギヤスオさんの個展 i was what i am
sika_50: 南青山ビリケンギャラリーでヤギヤスオ(@yagiyasuo)さんの個展を観てきた。「レゲ絵」の原画、素晴らしかったな〜。板に描かれた本物は印刷のとはまた違う、なんともいえない固有のものだった…。でもあらためて、というか余計「レゲ絵」書籍化を望む気持ちも深まってしまった。それより…
sika_50: 承前、それよりもヤギヤスオさんご本人とお会いすることが出来てよかった。貴重な裏話表話が聞けた。25個のスピーカー、ほんとだったのですね驚きました。どこの誰とも知れぬ来訪者を旧知のごとく。大変感激。お会いして、写真もサインもお願いするのをやめた。なんだかまた機会があると思ったので。
sika_50: 承前、作品群やファイル素晴らしいので思い当たる人は万難を排して行くべし。4月18日(日)まで開催中。ええとヤギヤスオさん、楽しかったです、ありがとうございました! またどこかで。というかとりあえずここ、ツイッターで(笑)
sika_50: ヤギヤスオさんのツイート→http://twitter.com/yagiyasuo
ビリケンギャラリーhttp://www.billiken-shokai.co.jp/billiken_files/gallery/gallery_what'snew.html
ヤギヤスオさんの手がけたオーガスタス・パブロの「Ital Dub」日本盤。これは展示されてませんでしたけどね。 これの原画は渋谷のミリバール(Millibar)にあるんですよね。ミリバールさんでも“大自慢!”とのことです。まだ行ったことがないので、近いうちに、いずれ。
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2010年04月03日
Richie Havens/Richard P. Havens, 1983
1. Stop Pulling and Pushing Me
2. For Haven's Sake
3. Strawberry Fields Forever
4. What More Can I Say John?
Side 2
1. I Pity the Poor Immigrant
2. Lady Madonna
3. Priests
4. Indian Rope Man
5. Cautiously
Side 3
1. Just Above My Hobby Horse's Head
2. She's Leaving Home
3. Putting out the Vibration, And Hoping It Comes Home
4. Parable of Ramon
Side 4
1. With a Little Help from My Friends
2. Wear Your Love Like Heaven
3. Run, Shaker Life / Do You Feel Good?
■今、とおりのいい言葉で言えばフォーキー、でいいのか。違う気もするが、まあいいか。リッチー・ヘヴンズのアルバム「Richard P. Havens, 1983」。何故か我が家で大ヒット中です。なんかポール・ウェラー(Paul Weller)みたい! って逆だよね。ウェラーがリッチーに似てる。声質が似てる。2ndソロアルバムの「Wild Wood」なんて全体的にまるでリッチー・ヘヴンズだと思ったりする。どうでしょう。
■ジャケ画像の顔はかなり青ざめているが、黒人です。ウッドストックに出演しているのは有名だが、ちょうどYou Tubeにその時演った「Strawberry Fields Forever」があったのでEmbed。
You Tube --- Richie Havens/Strawberry Fields Forever Woodstock 69
■いい…。染み入る。ウッドストックの中で体験していたらどうだったか想像つかないが。レコード自体は前から持っていたんだけど、最近久しぶりに聴いたらえらく新鮮で。でまあこのブログでリッチー・ヘヴンズと言ったら当然かどうか「Indian Rope Man」の話になるわけで、なのに肝心なそれがYou Tubeにない。んーむ、重要なんだが。レコードかCDかMP3か友達から借りられたカセットテープか何かで聴いて下さい。仕方ないので代役、ブライアン・オーガー関係でEmbed。
You Tube --- Julie Driscoll, Brian Auger & The Trinity/Indian Rope Man
そう遠くなってないけどリッチー・ヘヴンズ本人ヴァージョンのほうがゆったりしてて好きだわ。
■で、それがどうしたかというと、ボブ・マーリー(Bob Marley)ですね。「African Herbsman」の原曲がこれである、と。メジャー進行で暖かくしたボブのセンス!!!
You Tube --- Bob Marley and The Wailers/African Herbsman
そしてジギー。
You Tube --- Ziggy Marley & The Melody Makers/African Herbsman
■それでまた今度はウェラーに話が移動するんだけど、自身ではレゲエらしき曲を演奏ったことないと思うのだけど、レゲエで好きな曲としてボブの「Small Axe」を挙げてます。これ面白いね。何かが回ってる。まあ、僕がそう思ってる、思いたがってるだけかもしれないが。回ってるのは俺かw リッチー・ヘヴンズがどっか行ってしまったよ…。
You Tube --- Bob Marley and The Wailers/Small Axe
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2010年03月24日
Carlton/The Call Is Strong
1. Cool With Nature
2. I Know
3. We Vie
4. Come On Back
5. Love And Pain
Side 2
1. Do You Dream
2. Indication To You
3. Please Leave
4. I Will Be
5. True Colours
■1990年といえばキャロン・ウィーラー(Caron Wheeler)の「UK Blak」が出た年だが。あれは名盤だよね。「Livin' In The Light」の格好いいこと。その「UK Blak」が陽とすればカールトン(Carlton McCarthy)のアルバム「The Call Is Strong」は陰。かどうかは知らないけどね。比べてしまうと余計そうなんだが、比べなくてもブリストルな、艶やかな暗さをたたえた作品。スミス&マイティ(Smith & Mighty)のよい仕事。
■脱線しますが、もちょっと巻き戻して1988年。マッシヴ・アタック(Massive Attack)のとこでルーファス&チャカ・カーン(Rufus featuring Chaka Khan)の「Any Love」を歌ってるのがこのカールトン。
You tube --- Massive Attack/Any Love
どこがルーファスかって。言われなかったらわからなかったかも。いいねー。
You Tube --- Rufus featuring Chaka Khan/Any Love
■で、「Any Love」のときより抑え気味に歌ってます、「The Call Is Strong」では。女性ヴォーカルの7"を33回転で聴いたような声で、これもまた言われなきゃ性別がわからない感じで妖しい。でまあアレコレ語る能力も気力もないんだが、とりあえず、
そろそろ5〜6枚出ているはずの12"を加えてCD
リイシューしませんか!?
とだけは言っておきたい。誰に言うのかよくわからないが…。
You Tube --- Carlton/Cool With Nature
You Tube --- Carlton/Love And Pain
5〜6枚出ているはずの12"、のうちの1枚、「Do You Dream (Remix)」
You Tube --- Carlton/Do You Dream
これはリミックスじゃないけどね。アルバムで聴ける。
You Tube --- Carlton/Come On Back (Mad Professor Remix)
ややこしくて申し訳ないです。マッド教授のこれは上↑の12"に入ってる。
こういうのを全部入れて再発して欲しい! と。
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2010年03月17日
Grace Jones/Living My Life
1. My Jamaican Guy
2. Nipple To The Bottle
3. The Apple Stretching
Side 2
1. Everybody Hold Still
2. Cry Now, Laugh Later
3. Inspiration
4. Unlimited Capacity For Love
■4日間ぐらいちょっとした地獄へ行っていた。帰ってきたからこうしてのん気にのん気なブログも書けるわけだが、まあほんと死んだほうがマシかと流石の僕も思いました。どう流石なのかわからないが。地獄って何か。つまらないので書きません。
■こんな時はグレース・ジョーンズに限る。パッと見陸上自衛官かと思うけどね。角刈りにしたくなるw グレース・ジョーンズ姐さんです。1982年のアルバム「Living My Life」。1980年の「Warm Leatherette」、1981年の「Nightclubbing」から続いた製作陣による集大成といった感じかな。リズム隊にスライ&ロビー(Sly Dunbar&Robbie Shakespeare)、プロデューサーにアレックス・サドキン(Alex Sadkin)とクリス・ブラックウェル(Chris Blackwell)のおっさん、レコーディングはCompass Point Studios、でアート・ワークがジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)。こうあらためて書いてみると何故グレース・ジョーンズ? と思ったりもするんだが、聴いてみればわかるはずだが、歌いいんだよね。ジャマイカ出身で17歳の時にニューヨークへ…。血なのかね。それにしてもこのアルバム、80年代ニューウェーブの香りもするのに古くならない。かっこいいね。これはやっぱりスライ&ロビーとCompass Point Studiosってのが一番大きいんでしょう。「My Jamaican Guy」と「The Apple Stretching」がたまらん。ビティ・マクリーン(Bitty McLean)の「Movin' On」好きな人なんかはどうなんでしょうかね。まあ歌は随分違うわけだけど。ちなみにスラロビはこの翌年にCompass Pointでグウェン・ガスリー(Gwen Guthrie)の「Portrait」を手がけてます。
You tube --- Grace Jones/My Jamaican Guy
かっこいい! 懐かしい、と思わせない! 思うか…w
You tube --- Citroën CX2 CM(1986年)
アルバムと関係はないけどグレース・ジョーンズ + ジャン=ポール・グードで、インパクト大なので。車の宣伝になったのかどうか大変心配w
Gwen Guthrie/Portrait
Bitty Mclean/Movin' On
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2010年03月07日
If This World Were Mine
sika_50: ブログでも触れたが、Marvin Gaye作でTammi Terrellと歌った「If This World Were Mine」は、後の作風を感じさせる名曲。http://www.youtube.com/watch?v=klGPUECHXzY
sika_50: 「If This World Were Mine」はGeneral Crookというコスプレおっさんも歌っている。格好は珍妙だが真っ当なカヴァーぶり。LPを見つけたことはあるが高額で断念した。http://www.youtube.com/watch?v=WFaJScnPW0c
sika_50: Smokey robinson & The Miraclesの「If This World Were Mine」。さすがにハズさない、どころか見事にSmokeyのテイスト。http://www.youtube.com/watch?v=50GxViPFIyA
sika_50: Dennis Brownとなるとカヴァーと言っていいのかどうか。「If This World Was Mine」となっていたりもする。Revolution riddim。http://www.youtube.com/watch?v=EWJZWZOA-po
sika_50: Revolution riddimについてはkillamanmideeさんからブログへのコメントで“JOHN HOLTの「LEFT WITH A BROKEN HEART」のイントロから4小節のベースパターンがこの「REVOLUTION」オケの元ネタ”と教えて頂いた。
sika_50: 面白いことだ。John Holtの「Left With A Broken Heart」はFour Topsのカヴァー。ということは、Motownの曲を源とするriddimが巡り巡ってDennis BrownのところでまたMotownの曲と融合したわけだ。
sika_50: 「If This World Were Mine」のカヴァーはBob & Geneが素晴らしい。Bob & Geneについて詳しく知らないが、2007年に発掘音源が出て、これが入っていた。http://www.youtube.com/watch?v=lz5VnTA_Scg
You Tube --- Bob & Gene/If This World Were Mine
sika_50: Bob & Gene「If This World Were Mine」の何とも親しげな音! 何かに近いと思ったら、ロックステディだね。もちろん同じではないけれど、感触が似てる。アメリカの発掘屋たちに感謝!
Marvin Gaye & Tammi Terrell/United
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2010年02月20日
Slim Smith/Just A Dream
1. Blinded by Love
2. Money Love
3. Gypsy Woman
4. Never Let Me Go (ジャケット裏にはNever Let Goと記載)
5. Closer Together
6. It's Alright
Side 2
1. Just a Dream
2. I Need Your Loving
3. Take Me Back (ジャケット裏にはTake Backと記載)
4. Send Me Some Loving
5. Turning Point
6. Keep Walking
■ジミー・ホリデイ(Jimmy Holiday)をカヴァーしたスリム・スミスの「Turning Point」がとても好きで、デヴィッド・ロディガン(David Rodigan)がコンピに入れていたときはやたらと嬉しかった。その「Turning Point」を収めた、1972年のアルバム「Just A Dream」。翌1973年の「Memorial」と同様に宝物です。「Gypsy Woman」、「Never Let Me Go」、「It's Alright」と3曲もインプレッションズのカヴァー(ただし「Never Let Me Go」のオリジナルはジョニー・エイス)があり、カーティス度が高い。とくに「Gypsy Woman」と「Never Let Me Go」が素晴らしく、涙ものだ。全体的に選曲に失敗がないし流れもいいんだよね。Side 2はアルバム・タイトル曲になっているジミー・クラントン(Jimmy Clanton)の「Just a Dream」始まりだが、これがまたいい。ジミー・クラントンのはどうとも思わない(すまぬ)が、しかしどうしてこんなによくなるものかな。でも何と言っても「Turning Point」がいい。繰り返しになってしまうが。リズム、ギターのフレーズ、刻み。そして透明&不安定感の冴えるスリム・スミスの歌声が最高。
■レコードにはバニー・リー(Bunny Lee)がプロデュースとだけ記載されているが、Roots Archivesではソニア・ポッティンジャー(Sonia Pottinger)の名前もある。
You Tube --- Slim Smith/Turning Point
You Tube --- Jimmy Holiday/Turning Point
Slim Smith/Rain From The Skies
Side 1
1. Love Power
2. It's Alright
3. Don't Tell Your Mama
4. Love And Affection
5. Sunny Side Of The Sea
6. Money Love
7. Travel On
8. Stand Up And Fight
9. Sitting In The Park
Side 2
1. Turning Point
2. The Time Has Come
3. Take Me Back
4. Will You Still Love Me Tomorrow
5. Burning Fire
6. This Feeling
7. Rain From The Skies
8. Just A Dream
9. Send Me Some Loving
■これ、やる気なしなジャケットw だけどおすすめの編集盤です。「Just A Dream」と「Memorial」を合わせたような内容で、「Sitting In The Park」、「Rain From The Skies」や「Turning Point」がこれ1枚で聴ける。これが中古レコ屋では大概ふざけた値段で見つかるので、見たら救出ですね。ふざけてない場合はスルー。
Slim Smith/Memorial
The Van Dykes/No Man Is An Island
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2010年02月15日
Dub Solidarity Part One
1. Echo Flower System/Star Gaze
2. Infantry Rockers/Policia Version
3. AB-10/Out For Justice Dub
4. Bush Chemists/Hola Dub
Side 2
1. Trial Production/Red City
2. Djins/Fight For Dub
3. Zion Train/Hail The Selector
Side 3
1. Rootsman Featuring Johnny Clarke/Your Dub
2. Sound Imperium/Radioactive Love
3. Mungo's Hi-Fi/Shanty Dub
Side 4
1. Nucleus Roots/Rockers Selight
2. Alien Dread/Dubspring
3. Earthquake/Jubilation
■2003年のことかと思うと気が遠くなる感じだが、またも手前味噌な話をせねばならない。何処の何方か存じ上げませんが、私どもの曲をYou Tubeにうpして頂き、ありがとうございます。でもひとつ、Echo Flowerの「System Star Gaze」ではなくて、Echo Flower Systemの「Star Gaze」ですから、よろしく頼みますw あ、それからもうひとつ、映像がガンジャ過ぎます。私どもはそうしたものとは一切関係ありません。あらぬ嫌疑をかけられそうです。なんとかなりませんかw
You Tube --- Echo Flower System/Star Gaze
■そんなわけで、UKはDubheadからのコンピ「Dub Solidarity」。前にも書いたことがあるけど、結構中古屋で見かけて悲しかったりするんだが、あまり売り飛ばさないように。というか見かけたら是非とも救出して下さいね。普段自分がこういうニュールーツ的な音はあまり聴かないのに言うのもなんなのだけど、Trial Productionの「Red City」とかRootsman Feat. Johnny Clarkeの「Your Dub」、かっこいいです。
You Tube --- Trial Production/Red City
You Tube --- Rootsman Featuring Johnny Clarke/Your Dub
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2010年02月13日
The Van Dykes/No Man Is An Island
Side 1
1. No Man Is An Island
2. What Will I Do(If Lose You)
3. I've Got To Go On Without You
4. I've Got To Find A Love
5. You Need Confidence
6. I Won't Hold It Against You
7. Tears Of joy
Side 2
1. A Sunday Kind Of Love
2. I'm For Real,Baby
3. Hey Mr. Lonesome
4. You're Shakin' Me Up
5. Doin' The Best I Can
6. Save My Love For A Rainy Day
7. Never Let Me Go
■ヴァン・ダイクスのコンピ、「No Man Is An Island」。シングル集に未発表音源を追加したもの。らしい。たぶん。名盤の風格漂うジャケではあるが、中古レコ店で見かけると放り投げるような値付けがされているので悲しい。でも値段が何だ。と遠慮がちに申し上げたい。
■音楽の良し悪しは“熱さ”できまる。少なくともそれと無関係ではありえない。これも遠慮がちに。熱さったって凄いライトハンドを演ってるとは限らないんであって。。。。どうにも歯切れの悪い言い方になるのはヴァン・ダイクスの歯切れが悪いからなんだが、それで、じゃあヴァン・ダイクスの何が熱いのかというと、インプレッションズ(The Impressions)が好き! という一点。これに尽きる。好きなんだね兄さん、とバーのカウンターで一献傾けたくなるのね。カンカンと脳を直撃するファルセットよりも脇にいるバリトンのほうがホッとするとか、バンドの演奏にキレがないとか、いいんです。そんなことは。
★2010年02月02日(火)のツイートからちょっと転載。
「No Man Is An Island」って本当にThe Van Dykesが最初なのか? だんだん疑わしくなってきた。The Van DykesのジャケにはWhitney Kramerと記載がある。
posted at 00:39:31
Wiki見るとどうもJoan Whitney KramerとAlex Kramerというコンビが書いた曲らしいが、このコンビの作品の多くは1940年代に作られている。The Van Dykesが発表したのが1965年…。
posted at 00:51:36
ただ、Webで見たThe Van Dykesの7"では(R. Tandy)、つまりリードヴォーカルのRondalis Tandy作であるかのように記載がある。よくわからん…。困った。困ってないで寝なきゃ…。
posted at 00:57:51
というわけで「No Man Is An Island」、謎めいております。これがわからないと落ち着かない。レゲエ的にも。というかデニス的にも。ジョニー・エイス(Johnny Ace)1954年の「Never Let Me Go」をインプレッションズが1962年にカヴァーしたのを1966年にまた演るヴァン・ダイクスwww こういうところも好印象。スリム・スミス(Slim Smith)、最近ではビティ(Bitty Mclean)も演ってるしね。
You Tube --- The Van Dykes/No Man Is An Island
なぜ車…。
You Tube --- The Van Dykes/Never Let Me Go
なぜこの絵…。
Dennis Brown/No Man Is An Island
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sika_50 on Twitter
2010年01月16日
Dennis Brown/No Man Is An Island
1. No Man Is An Island
2. Going To A Ball
3. I Love You Madly
4. Rain Drops Keep Falling
5. Created By The Father
6. I Have Got To Go
Side B
1. I'll Never Fall In Love
2. Make It Easy On Yourself
3. Your Love Is Amazing
4. I Need Someone
5. Something Bugging Me
6. God Bless The Children
■猫のトイレを洗ったぐらいにして、あとは何もせず…。ぼうっとしているうちに日暮れだ。廃人かww。さて低音にでも浸ろうか、と選んだデニス・ブラウンの「No Man Is An Island」。いつ聴いても異様なバランスに弛んでしまう。ベースが前過ぎる。そして太すぎる。デニスの声が遠い気がして、ついヴォリュームを上げるんだが、物を取りに他の部屋に行ったらえらく響いていてちょっと引いた。気をつけないと。大音量誘発注意盤です。
■何故ヴァン・ダイクス(The Van Dykes)? な1曲目の「No Man Is An Island」。当時のヴァン・ダイクスの知名度が全然わからないんだが、ジャマイカでは普通に聴けたんだろうか。オリジナルも悪くないが、デニスのは良過ぎ。地を這うような「雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' On My Head)」にも幻惑される。どうしてこうなるのか…。やはり作用の中心はベース。バカラック(Burt Bacharach)もびっくり、なはず。ファンタスティック・フォー(The Fantastic Four)の「I Love You Madly」も相当だけどね。たまらん。頭の中が低音でギッシリな気分。これと「If I Follow My Heart」はたまらん。
You Tube --- The Fantastic Four/I Love You Madly
You Tube --- BJ Thomas/Raindrops Keep Fallin' On My Head
The Van Dykes/No Man Is An Island
たまに、ツイートしてます。ヽ( ´ー`)ノ
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2010年01月08日
John Holt/In Demand
1. Rainy Night In Georgia
2. Moving Away
3. My Only Lover
4. Stealin Stealin
5. Lady Love
Side 2
1. Release Me
2. Jamaica Farewell
3. I Need A Vegi
4. Just A Country Boy
5. Puppet On A String
■休みの前の晩はジョン・ホルト率高し。最近になって自覚した。おれは今年もジョン・ホルトを推していくぜ! と思いを新たにした。が、もっと他に思いを新たにしなきゃならんことがある気がするような今日この頃。如何お過ごしでしょうか。私は今、横から物の怪姫(日テレ)の妨害を受けていますが。どうでしょう。ジョン・ホルト、1978年のアルバム「In Demand」。「Stealin Stealin」収録「Moving Away」収録「Rainy Night In Georgia」収録だてんで、好きな盤です。「Stealin Stealin」かな、やはり、いいのは。「Lady Love」がなかなかの曲者です。テクニークス(Techniques)「Queen Majesty」のリメイク・トラックで別歌を歌ってる。テンポ遅めでオルガン入り。まあ随分とインプレッションズ(The Impressions)から遠く離れたところへ…。この仕掛けが、向こう側にテクニークスとインプレッションズを透視させていい感じ。休みの前の晩はジョン・ホルト率高し。最近になって自覚したんですけどね。おれは今年もジョン…。
■しかしやはり言わなければならないのはこのジャケット。やる気ゼロ? 未熟なせいか理解できません。というわけで最高、と言わざるを得ません(笑) プロデューサー、いつものようにバニー・リー(Bunny "Striker" Lee)かと思い込んでいたんだけど、なんと違ったらしい。
ボニー・リー(Bonny Lee)って誰よ?
そんな生ぬるい週末を過ごしております。
You Tube --- John Holt/Lady Love
ユニークス(The Uniques)のと一緒ですね。オケ。
You Tube --- The Techniques/Queen Majesty
amazon.comで試聴
The Impressions/Minstrel And Queen
→http://www.amazon.com/Minstrel-And-Queen/dp/B000WLNYWS
ツイートしてますヽ( ´ー`)ノ
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2010年01月07日
2009年12月12日
Joe Gibbs 12" Reggae Discomix Showcase
Vol. 1
1. Ruddy Thomas & Trinity/Feeling Soul
2. Marcia Aitken & Trinity/My Man〜Blouse & Skirt
3. Dennis Brown & Prince Mohammed/How Can I Leave You〜Bubbling Love
4. Mighty Diamonds & Ranking Joe/Just Like a River
5. Enos McLead & Killer Brown/Hello Carrol〜Yapa Yah
6. Leo Graham & I Roy/A Win Them〜News Carrier
7. George Nooks & Welton Irie/Riding for a Fall〜Gi Me One a Fi Yuh Girl Friend
8. Madoo & Kojak/Yuh Jamming So〜Green Bay Killing
9. Beverley Bailey & I Roy/I Was in Love〜I Pray Thee
10. Junior Murvin, Welton Irie & Prince Weedy/Cool out Son〜Nice Up the Party
11. Michael Black & Ranking Joe/Natty Contractor〜Drunken Master
■Vol. 1のベスト・トラックはプリンス・モハメッド=ジョージ・ヌークスの歌う[7]「Riding for a Fall」。まず曲が、どうしようもなくいい。デルロイ・ウィルソン(Delroy Wilson)やジョン・ホルト(John Holt)その他歌ってる人多数のこの曲。ジョージ ヌークスもいい! 意外にタイミングや音程に癖があったりして。プリンス・モハメッド=ジョージ・ヌークスってのがまた面白いね。それなら後半自らトーク・オーヴァーしたのも録らなかったのかな。ビヴァリー・ベイリーの[9]「I Was in Love」、ジュニア・マーヴィンの[10]「Cool out Son」もたまらん。
You Tube --- John Holt/Riding For A Fall
ジョン・ホルトの場合。
You Tube --- Junior Murvin, Welton Irie & Prince Weedy/Cool out Son〜Nice Up the Party
Real Rock Riddim。
Vol. 2
1. George Nooks & Prince Weedy/Tribal War〜Jah Did It
2. Joe Tex, U Black & Welton Irie/Friday Evening
3. Madoo & Welton Irie/Joe Grine〜Serve Mi Long
4. Cornell Campbell & Lui Lepkie/Rope In〜Love in a Jamdown
5. Cornell Campbell & Trinity/Two Timer〜Video Man
6. Ruddy Thomas/When I Think of You
7. JC Lodge & Shorty The President/More Than I Can Say〜Lover Man Style
8. Naggo Morris/Jah Guide
9. Horace Andy & Jah Mike/Praise Him〜Babylon Happening
10. Culture & U Brown/Innocent Blood〜Rock It Up
11. Chalice & Puddy Root/Good to Be There〜Jah a the Magician
■またReal Rock、[2]の「Friday Evening」は休みの昼下がりに最適(?) 呆(ほう)けてしまうね。[6]のルディ・トーマス「When I Think of You」は後半ダブだけでトゥースティングなしなんだけど、甘くて透明で逃避的。やはり呆けてしまうね。しかしルディ・トーマスはこの3枚中このほかに3曲入ってて、どれもトリニティがらみなんだけど、そんならこれ「Loving Pauper」も入れて欲しかった。トリニティの破壊的な入り方がいいのに。同じVP Records 17 North Paradeでもこっち「Scorchers from the Mighty Two」には入ってるんだけどね。
Vol. 3
1. Marcia Aitken & Trinity/I'm Not a Queen〜Duck Boy
2. Ruddy Thomas & Trinity/Every Day Is Just a Holiday〜Natty Dread on the Go
3. Ruddy Thomas & Trinity/Windy Day〜What a Windy Day
4. Daouan Chambers & Trinity/On the Mountain Top〜Can't Keep a Good Man Down
5. Sammy Dread & Lee Van Cliff/My Princess〜Get Up and Skank
6. Cornell Campbell & Lee Van Cliff/Boxing Around〜Look How She Fat
7. Barry Brown & U Mike/Tourist Season〜Island in the Sun
8. Eek A Mouse & Lui Lepkie/Virgin Girl〜Lovers Take Over
9. Danny Mangaroo & Lui Lepkie/Dancehall Stylee〜Step Mother
10. George Nooks & Papa Tullo/Sadie〜Fe Mi Time Now
11. Freddie McGregor & Shorty The President/First Night Loving〜Hugging and Kissing
■とはいうもののやっぱりいい、ルディ&トリニティ。[2]センセーションズ(The Sensations)の「Every Day Is Just a Holiday」がたまらん。パラゴンズ(The Paragons)も演ってる[3]「Riding High On A Windy Day」がまたたまらん。[7]Full Upな「Tourist Season」も溶けてしまうね。
You Tube --- The Paragons/Riding High On A Windy Day
在りし日のギブッさん。
Dub StoreさんのWorld Reggae Newsでギブッさんの話。
2009年12月07日
2009年12月06日
Ruddy Thomas/The Song Bird Of Reggae First Time Around
1. That's What Friends Are For
2. Ticket To Ride
3. Poorer Side Of Town
4. Loving Pauper
5. Shake Your Body Down To The Ground
Side 2
1. Little Jeannie
2. Go On
3. Let Me Know It
4. Sad Eyes
6. Someone To Love
■ジョー・ギブス(Joe Gibbs)さんとエロール・トンプソン(Errol Thompson)の仕事ですね。ルディ・トーマス、1981年のアルバム「The Song Bird Of Reggae First Time Around」。ジョニー・リヴァース(Johnny Rivers)の「Poor Side Of Town」とかロバート・ジョン(Robert John)の「Sad Eyes」とか、選曲が面白い。ロバート・ジョンて「ライオンは寝ている」の人だからね(笑) なんで(笑)かよくわからないけど。トーケンズ(The Tokens)の次に歌ってヒット飛ばした人。でまあその「Sad Eyes」、残念ながらロバート・ジョンのオリジナルには興味持てないんだけども、ルディ・トーマスのは素敵。こんないい曲だったかと、またそんなことでね。少し無理して言えば、シュガー兄貴(Sugar Minott)の「Good Thing Going」みたいなアレンジで楽しい。ルディ・トーマスの歌もいいし。ドビー・ドブソン(Dobby Dobson)の「Loving Pauper」はさすが。他の(このアルバムに収録されている)カヴァーとはちょっと違う。と思う。本格な感じがある。
You Tube --- Ruddy Thomas/Loving Pauper
■1曲目にデニース・ウィリアムス(Deniece Williams)の「That's What Friends Are For」。これは“やられる”でしょ。だいたいにしてからにしてオリジナルがいい。例の「Free」なんかより好きだな。それでも文句を言えばアース(Earth Wind & Fire)臭さで、別にアース嫌いじゃないけど目をつぶって聴いてるとアースな方々の顔が浮かんでどうも…。その点ルディ・トーマスのヴァージョンは全く関係ないからね。当たり前だけど。
You Tube --- Deniece Williams/That's What Friends Are For
Ruddy Thomas & Susan Cadogan/(You Know How To Make Me) Feel So Good
■上のアルバムの翌年に、スーザン・カドガンと歌ったメロルド・ハルヴィン(Harold Melvin & the Blue Notes)の「You Know How to Make Me Feel So Good」を出してる。これが危険。R18ですね。僕は大人なので平気ですが。この2人でギャンブル&ハフ(Gamble & Huff)を演ろうってことがまずイケナイことです。
You Tube --- Ruddy Thomas & Susan Cadogan/(You Know How To Make Me) Feel So Good
それにしても、ルディ・トーマスが簡単に聴けない状況、何とかならないもんかな…。