来日熱望

2009年08月10日

Van Morrison/Veedon Fleece

veedon fleeceSide 1
1. Fair Play
2. Linden Arden Stole the Highlights
3. Who Was That Masked Man
4. Streets of Arklow
5. You Don't Pull No Punches, But You Don't Push the River

Side 2
1. Bulbs
2. Cul de Sac
3. Comfort You
4. Come Here My Love
5. Country Fair


■最初はヘリにでも乗っているのかと思ったんだが、どうも自力で飛んでいるようだった。上空から地上を見ていた。緑の豊かな土地が見える。しばらくは空を自由に流し、その美しい風景を堪能した。どこだか知らないが、そこへ降りてみようと思い、高速で下降した。速度も自在らしい。気分がいいのでそこいらを飛んでまわった。木々の間を縫うようにしてみたりもした。

■そんな感じで飛び放題に飛んでいたが、それなりに体力はつかうらしく、少々疲れてきた。なのでどこかで腰を下ろそうと思い適当に着陸しようと場所を探していたら、木々の間に知った顔の外国人を見つけた。ヴァン・モリソンじゃないか。あー、こんなところでヴァンに会うとは。これは驚いた。と、感激して近づくが、ヴァン・モリソンは気がつかない。目の前に立って(浮かんでいるが)もわかってくれない。僕のことが見えていないらしい。霊体か何かなのかもしれないと思った。ヴァン・モリソンか僕のどちらかが。

■せっかくの機会なのに、と悔しがっていたら、ヴァン・モリソンはいきなりギター一本、ファルセットで歌いだした。“Oh ain't it lonely〜♪”。“Oh〜”って、ちょっと…。唐突にそれはないだろう。涙が止まらなくなった。「Who Was That Masked Man」じゃないか。目の前で生ヴァン・モリソン。ギター一本で「Who Was That Masked Man」。レコードと全然違うし。と、感動に打ち震えていたんだが、どこからか別の音が被さってきた。音はカン高く、反復している。だんだんヴァン・モリソンの歌が聴きづらくなってきた。ああ、歌が聞こえない!  

■と、思って目を覚ましたんだが、貴重な「Who Was That Masked Man」弾き語りヴァージョンを邪魔したのは、ヒグラシ、つまりセミの声だった。ベランダからすぐの木にでもいたんだろう。カナカナカナカナうるさいのなんのって。いや本当に、あれは近いとうるさいです。だいたい朝5時からそんなに鳴くんじゃないっての。その後は再び眠るのも中途半端なので起きていたが、台風の影響をうけてまもなく土砂降り、出勤は悲惨なものとなった。現実はなかなかつらい。

「Veedon Fleece」は1974年のアルバム。夢の中のヴァン・モリソンは若かった。


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「Who Was That Masked Man」は3曲目。







sika_50_50 at 22:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加